英文法・語法問題 第505問 神戸学院大学
505. 出題:神戸学院大学 2013年度 一般入試 1月31日実施
次の日本文に合うように、空所にそれぞれ適当な語句を入れ、英文を完成させなさい。
学生たちはまもなく学校生活になじんだ。
It ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) the school life.
( got used / not / was / long / before / to / the students )
解答:It (was not long before the students got used to) the school life.
●単元
○接続詞
○形容詞のイディオム
●解説
○beforeを用いた表現
◇it is not long before ~:「まもなく~、すぐに~」
↑「~する(前)まで長くない」
※過去形や未来形で用いられることが多い
○get used to A:「Aに慣れる」
※「used」は「慣れている」の意味を表す形容詞
※「A」には動名詞がくる場合が多い
○問題の考え方
1. 与えられた日本語「まもなく~」は、
上記の解説より「it is not long before ~」の
表現を用いて表すと考える。
文頭に「It」が置かれていることから、
その後に「was not long before」の形を続ける。
◇ここまででできた形:
It (was not long before ~) the school life.
2. 与えられた日本語「~になじんだ」は
「~に慣れた」と読み換えて、上記の解説より、
「get used to ~」の表現を用いる。
「before」に続く部分は、
ここでの「before」は接続詞ということで、
「主語+動詞」の文の形を続ける。
接続詞「before」の後に、
「the students(主語) got(動詞) used to」を続けて
英文が完成する。
◇ここまででできた形:
It (was not long before the students got used to) the school life.
3. 上に示した表現「it is not long before ~」を
知っていれば、問題に正解するのが容易になるが、
知らない場合であっても、
文法と文の意味から考えることで、
正解に至ることは可能である。
以下にその考え方を示しておく。
4. 「before」は「接続詞」、「前置詞」、「副詞」としての
用法を持つが、並べかえる語句に動詞が2つ
(「got used」「was」)あり、「主語+動詞」の文の形を
2つ作ることができることから、
ここでの「before」は文と文をつなぐ働きをする
「接続詞」であると考えられる。
5. 「before」は接続詞ということで、
その前後に「主語+動詞」の文の形を置くことになる。
「before ~」で「~前に、~まで」の意味を表す。
「~」の部分には「学生たちは学校生活になじんだ。」の
意味を表す英語が入る。
与えられた日本語「~になじんだ」は
「~に慣れた」と読み換えて、上記の解説より、
「get used to ~」の表現を用いる。
接続詞「before」の後に、
「the students(主語) got(動詞) used to」を続ける。
◇ここまででできた形:
It (~ before the students got used to) the school life.
6. 残った語句は「not」「was」「long」であるが、
これらを用いて文として適切な形になるのは、
「(It) was not long」とするしかない。
直訳的には「~まで長くなかった」の意味を表し、
与えられた日本語「まもなく~」の部分の
意味を表していると考えられ、
文法的にも意味的にも適切で、これで英文が完成する。
◇ここまででできた形:
It (was not long before the students got used to) the school life.
次の日本文に合うように、空所にそれぞれ適当な語句を入れ、英文を完成させなさい。
学生たちはまもなく学校生活になじんだ。
It ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) the school life.
( got used / not / was / long / before / to / the students )
解答:It (was not long before the students got used to) the school life.
●単元
○接続詞
○形容詞のイディオム
●解説
○beforeを用いた表現
◇it is not long before ~:「まもなく~、すぐに~」
↑「~する(前)まで長くない」
※過去形や未来形で用いられることが多い
○get used to A:「Aに慣れる」
※「used」は「慣れている」の意味を表す形容詞
※「A」には動名詞がくる場合が多い
○問題の考え方
1. 与えられた日本語「まもなく~」は、
上記の解説より「it is not long before ~」の
表現を用いて表すと考える。
文頭に「It」が置かれていることから、
その後に「was not long before」の形を続ける。
◇ここまででできた形:
It (was not long before ~) the school life.
2. 与えられた日本語「~になじんだ」は
「~に慣れた」と読み換えて、上記の解説より、
「get used to ~」の表現を用いる。
「before」に続く部分は、
ここでの「before」は接続詞ということで、
「主語+動詞」の文の形を続ける。
接続詞「before」の後に、
「the students(主語) got(動詞) used to」を続けて
英文が完成する。
◇ここまででできた形:
It (was not long before the students got used to) the school life.
3. 上に示した表現「it is not long before ~」を
知っていれば、問題に正解するのが容易になるが、
知らない場合であっても、
文法と文の意味から考えることで、
正解に至ることは可能である。
以下にその考え方を示しておく。
4. 「before」は「接続詞」、「前置詞」、「副詞」としての
用法を持つが、並べかえる語句に動詞が2つ
(「got used」「was」)あり、「主語+動詞」の文の形を
2つ作ることができることから、
ここでの「before」は文と文をつなぐ働きをする
「接続詞」であると考えられる。
5. 「before」は接続詞ということで、
その前後に「主語+動詞」の文の形を置くことになる。
「before ~」で「~前に、~まで」の意味を表す。
「~」の部分には「学生たちは学校生活になじんだ。」の
意味を表す英語が入る。
与えられた日本語「~になじんだ」は
「~に慣れた」と読み換えて、上記の解説より、
「get used to ~」の表現を用いる。
接続詞「before」の後に、
「the students(主語) got(動詞) used to」を続ける。
◇ここまででできた形:
It (~ before the students got used to) the school life.
6. 残った語句は「not」「was」「long」であるが、
これらを用いて文として適切な形になるのは、
「(It) was not long」とするしかない。
直訳的には「~まで長くなかった」の意味を表し、
与えられた日本語「まもなく~」の部分の
意味を表していると考えられ、
文法的にも意味的にも適切で、これで英文が完成する。
◇ここまででできた形:
It (was not long before the students got used to) the school life.
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